精製水
用途
溶解剤として製剤、試薬、試液の調製に用います。医療器具の洗浄に用います。
〈用途に関連する注意〉
- (1)用途を厳守してください。
- (2)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
- (3)容器の先が、人指等に触れると、雑菌等のため、液が汚染又は混濁することがありますので注意してください。又、におい、混濁、沈澱が生じたものは使用しないでください。
- (4)ソフトコンタクトレンズの洗浄剤、保存剤の調製に本品を用いた場合は、装着前にかならずソフトコンタクトレンズを煮沸消毒してください。
成分分量
保管及び取扱い上の注意
- (1)直射日光の当たらない冷所(冷蔵庫等)に密栓して保管してください。
- (2)小児の手の届かない所に保管してください。
- (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
- (4)使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。又、使用期限内であっても、開封後はすみやかに使用してください。
〈貯法〉
気密容器。室温保存。ただし、におい移りを防ぐため、においの強いものの近くに保管しないでください。
その他の用途
使用上の注意
※当製品は使用上の注意をよく読んで
お使いください。
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.注射剤の調製には用いないでください。
2.液を取り出したあとは直ちに密栓し、開口状態で放置しないでください。
3.一度取り出した液を元の容器に戻さないでください。
精製水に関する
よくあるご質問
酸素吸入器に使用できますか?
ご使用いただけます。
精製水は化粧水に使用できますか?
ご使用いただけます。
開封後の使用期限は?
精製水には殺菌成分は入っていませんので、開封時に空気中の雑菌などが混入すると微生物が増殖する可能性があります。開封後は速やか(1週間程度)に使用してください。
蒸留水との違いは?
蒸留水は常水(水道水及び井戸水)を蒸留して得られた水です。
精製水は常水をイオン交換、蒸留、逆浸透又は限外ろ過などを単独あるいは組み合わせたシステムにより精製した水です。
弊社の精製水は、逆浸透(RO)等により精製した水を高温処理(130℃、5秒間)して得られた水になります。
精製水とコンタクトレンズ用精製水との違いは?
両製剤ともに水道水を軟水装置、活性炭濾過、RO膜、紫外線殺菌、高温処理(130℃、5秒)などの工程を経て製造しており、内容成分は同じです。
ただし精製水は一般用医薬品(第3類)、コンタクトレンズ用精製水は雑貨品になります。
精製水は飲めますか?
弊社の精製水は、松阪市から供給されている水道水を用いて、軟水装置、活性炭濾過、RO膜、紫外線殺菌、高温処理(130℃、5秒)等の工程を経て製造しています。
水道水のほとんどの不純物、微生物が取り除かれており、におい及び味はありませんが、飲用可能な品質は有しています。
本来飲用目的で販売している製品ではありませんので、飲用を目的とするのであれば、ミネラルウォーターなどをご使用ください。