入浴はリラクゼーション効果があるため、できれば毎日浸かりたいもの。1日の終わりに湯船にゆっくり浸かると、その日の疲れがスーッと抜けていくような気がします。
湯船に浸かった後は、汚れが残らないよう浴槽を掃除しなくてはなりません。それを面倒に感じる方も多いはず。しかし、とっても楽に行える浴槽の掃除方法があるのです。
そこで今回は、簡単に行える浴槽の掃除方法をご紹介します。
■残り湯の使い方
湯船に浸かると、その後に残り湯を処理しなくてはなりません。残り湯をそのまま捨ててしまう方も多くいます。ただし、入浴には大量の水を使うため、そのまま捨てるのはもったいないと感じてしまう方もいるかもしれません。そんな方の中には、残り湯を洗濯に使う方もいます。捨てるはずの水を洗濯に使うと節水にもつながるため、エコ意識の高い方にはおすすめです。とはいえ、残り湯を使った洗濯に対して衛生面が気になってしまうという方も少なくありません。
そんな方には、掃除に用いる方法がおすすめです。
■残り湯を使って楽々掃除
1日の疲れを癒やす浴槽には、さまざまな疲れが付着しています。その代表的な汚れといえば、湯垢です。触るとザラザラする湯垢には、水道水に含まれるカルシウム分の他に、皮脂や汗などの汚れが含まれています。皮脂や汗は酸性のため、掃除には重曹を用いるのがおすすめです。アルカリ性の重曹は、酸性汚れを中和して落とす働きがあります。そのため、皮脂や汗の汚れを落とすのに効果的なのです。
そこでおすすめなのが、重曹と残り湯を使った浴槽掃除です。残り湯に重曹を加えることで、簡単に浴槽の湯垢汚れを落とすことができます。
■とっても簡単!残り湯×重曹を使った掃除方法
残り湯と重曹を使った浴槽の掃除方法は、以下の通りです。
【用意するもの】
・重曹……1カップ程度
※お湯の量や汚れ具合によって増減
【掃除方法】
1.残り湯に重曹を入れ、よく混ぜます。
2.洗面器やイスなど、汚れが気になるバスグッズも一緒に入れます。
3.そのまま一晩、つけ置きします。
4.翌日、お湯を捨ててからスポンジで軽くこすり洗いします。
5.シャワーで洗い流せば、完了です。
浴槽の掃除は、何かと面倒に感じるもの。それが残り湯と重曹を使えば、つけ置きするだけでとっても楽に掃除できるのです。浴室の汚れで気になるのは、浴槽だけでなく洗面器やイスなどのバスグッズも気になります。それらを一緒にきれいにできる残り湯掃除で、時短掃除を行いましょう。