寒い季節は、体の温まる料理を食べたいもの。特に冬は風邪を引きやすい季節でもあるため、家族の健康を守るためにも栄養のあるおかずを一品でも増やしたいものです。そこでおすすめとなるのが、クエン酸を使った大根レシピです。
今回は、クエン酸効果で疲れが取りやすいだけでなく、体を温める効果もある「ピリ辛ゆず大根レシピ」をご紹介します。
■冬は大根がおいしい季節
冬は、大根のおいしい季節です。大根は1年を通して食べられますが、最もおいしい季節は冬といわれています。特に12月～2月の寒い時期に収穫される大根は、実が引き締まっていて水分量も多く、甘味が強いのが特徴です。
また、冬は大根だけでなく「ゆず」も旬の季節です。ゆずには体を温める作用があり、冬に積極的に食べたい食材のひとつ。ゆずの香りを嗅ぐと、冬を連想する方も多いかもしれません。そんな大根とゆずを使ったレシピは、冬にぴったりの料理です。
■もう一品おかずが欲しいときに……手軽に作れるゆず大根レシピ
夕食の準備をしていて、「何かもう一品欲しい」と感じるときもあるかもしれません。特に風邪を引きやすい冬は、健康的な体を保つためにも栄養のあるおかずを増やしたいもの。だからといって、手の込んだ料理をもう一品作るのは面倒でもあります。
そんなときおすすめとなるのが、大根とゆず、そしてクエン酸を使った「ピリ辛ゆず大根レシピ」です。
【用意するもの】
・大根……1/3本
・ゆずの皮（みじん切りにしたもの）……適量
・塩……適量
・クエン酸……小さじ1杯
・七味もしくは一味唐辛子……適量
【作り方】
1.大根を5cm程度に拍子木切り（四角い棒のようにカットすること）します。
2.カットした大根と塩をビニール袋に入れ、よく揉み込んでから1時間程度放置します。
3.時間が経てば、ビニール袋にたまった大根の汁を捨てます。
4.ボウル（タッパーでもOK）に大根と残りの材料を入れ、よく混ぜ合わせれば完成です。
※すぐに食べることもできますが、冷蔵庫で一晩冷やすと味がなじみ、よりおいしく食べられます。
■クエン酸の殺菌効果で作り置きにもぴったり
ピリ辛ゆず大根は、ゆずとクエン酸のさっぱりした風味とピリッと辛い後味がクセになるおいしさです。お漬物のような感覚で食べることができ、ご飯のお供にもぴったり。火を使わず混ぜるだけで完成するため、手軽に作れるのがうれしいポイントです。
また、クエン酸には殺菌効果があるため、作り置きにも適しています。細菌を繁殖させにくくすることから、たくさん作り置きしても安心です。夕食だけでなく、朝食や昼食、お弁当にもぴったりです。
他にも、クエン酸には疲労回復効果や生命維持に欠かせないクエン酸サイクル（ATPサイクル）を活性化させる働きもあるため、健康的な体を保つのにも役立ちます。
手軽に作れるクエン酸レシピ。積極的に食卓に取り入れ、風邪を引きにくい健康的な体を手に入れましょう。
