食卓に欠かせない調味料のひとつに、ドレッシングがあります。サラダを食べるときに用いるのはもちろん、カルパッチョやマリネ、揚げ物などにもドレッシングは活用することができます。コールスロードレッシングやシーザードレッシング、イタリアンドレッシングや和風ドレッシングなど味の種類はさまざまで、用いる料理や好みに合わせて選んだり、使い分けたりすることができます。そんなドレッシングは、自宅にあるものとクエン酸を使って簡単に手作りすることもできるのです。
そこで今回は、自宅にあるものとクエン酸で作る自家製ドレッシングのレシピについてご紹介します。
■推奨される野菜の摂取量とは
厚生労働省が推奨する1日分の野菜摂取量は、350gといわれています。緑黄色野菜や淡色野菜をバランスよくたくさん摂取することで丈夫な体を作ったり、さまざまな病気を予防したり、美容効果を高めるなどあらゆる健康効果が期待できるのです。生野菜の場合、両手に山盛り一杯分が350gの目安量といわれています。これだけの野菜サラダを食べるには、1日3食に分けてバランスよく食べたり、味を工夫しておいしく食べたりする必要があります。そんなおいしく食べるコツのひとつとして、ドレッシングがあげられます。ドレッシングをかけることで、野菜サラダはおいしくたくさん食べることができます。
とはいえ、市販されているドレッシングの多くはコストが割高なのが難点です。そこでおすすめとなるのが、自宅で簡単に手作りできる自家製ドレッシングです。
■クエン酸を使ったコールスロー風ドレッシングの作り方
自宅にある調味料とクエン酸を用いると、コールスロー風ドレッシングを簡単に手作りすることができます。クエン酸を使ったコールスロー風ドレッシングのレシピは、以下の通りです。
【用意するもの】
・クエン酸……小さじ1/2杯
・牛乳……1/2カップ
・砂糖……小さじ1杯
・塩コショウ……少々
【作り方】
1.すべての材料をボールに入れ、混ぜ合わせます。
2.お好みの野菜とドレッシングをあえます。
3.あえたものを20分~30分程度冷蔵庫で冷やせば、完成です。
※時間をおくことで、ドレッシングの味がよく野菜になじみます。
■作りおきも可能でとっても便利
クエン酸を使ったコールスロー風ドレッシングは3日~4日であれば日持ちするため、作りおきすることが可能です。一度作っておけば食事のたびにパパっと野菜にかけることができ、非常に便利です。コールスローサラダはもちろん、白身魚や甲殻類などのマリネであったり、マカロニサラダであったり、ポテトサラダなどさまざまなレシピに用いることができます。コールスローサラダをサンドイッチに挟むレシピもおすすめです。
また、クエン酸には疲労回復効果もあるため、毎日のようにコールスロー風ドレッシングを用いて野菜を摂取することで疲れを改善させることにもつながります。
自宅で簡単に手作りできるコールスロー風ドレッシングで、おいしく健康的な食生活を送りましょう。