毎日のように家事や育児に追われていると、疲れがたまってしまいます。それに加えて仕事もしていると、なかなか疲労感は取れません。疲れをためたままにしておくと、心や身体の病気を招く原因にもなるため解消させる必要があります。とはいえ、家事や育児に追われているとリフレッシュする時間はなかなか取りづらいもの。
そこでおすすめとなるのが、「クエン酸」を使ったさっぱりジュースです。クエン酸のさっぱりジュースを家事や育児の合間に飲むことで、簡単&効果的にリフレッシュすることができます。
以下では、疲れに対するクエン酸の効果や、クエン酸ジュースの作り方をご紹介します。
■クエン酸の健康効果
疲労は、酸化ストレスによって細胞がダメージを受けた際に生じます。疲労を回復させるには、ダメージを受けた細胞を修復することが大切です。その修復に必要となるエネルギー源として、「ATP」と呼ばれるアデノシン三リン酸があげられます。ATPは体内でも作り出されており、その作り出す働きはATPサイクル、別名「クエン酸回路」と呼ばれています。クエン酸は、クエン酸回路を活性化させるのに役立つ成分であり、疲労を回復させるには欠かせない成分となっているのです。疲労の早期回復に役立つ以外にも、クエン酸には血液をサラサラにする働きや、低血圧や動脈硬化を予防する働き、さらにはミネラルの吸収を促進させる働きなどさまざまな健康効果があります。
そんな健康促進に役立つクエン酸は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や、キウイやイチゴ、梅干しなどに含まれています。これらを積極的に摂取することで、疲労回復に役立てることができます。
■疲労回復にはクエン酸
疲労を回復させるクエン酸はレモンや梅干しなどに含まれているものの、「レモンや梅干しを食べるのはちょっと酸っぱすぎる」という方もいるかもしれません。特に疲労がたまっているときは体液が酸性に強く傾いているため、酸っぱさを強く感じてしまいます。
そんな方には、クエン酸にはちみつを加えた「クエン酸ジュース」がおすすめです。クエン酸にはちみつを加えることで酸味が和らぎ、飲みやすくなります。
■お手軽!クエン酸ジュースの作り方
クエン酸とはちみつを使ったクエン酸ジュースの作り方は以下の通りです。
【用意するもの】
・水……250ml
・食用クエン酸……小さじ1杯
・はちみつ……小さじ1杯(お好みでOK)
【作り方】
水にクエン酸とはちみつを加え、混ぜるだけで完成です。水ではなくソーダで割ると、さっぱり飲むこともできます。さっぱり飲めるソーダ割りは、これからの季節にもぴったりなのではないでしょうか。
クエン酸を用いたさっぱりジュースでリフレッシュし、効果的に疲労回復に役立てましょう。