よくあるご質問
Q&A
焼ミョウバン
生ミョウバンとの違いは?
生ミョウバン〔AlK(SO4)2・12H2O〕を加熱・脱水したものが、焼ミョウバン〔AlK(SO4)2〕になります。焼ミョウバンは吸湿性があるため、空気中の水分を吸収して徐々に生ミョウバンに戻ります。
漬物に使用できますか?
ご使用いただけます。
≪なすの早漬け≫
[材料]
小なす…………………………1kg
水…………………………1+1/3カップ
塩……………………………1/3カップ
焼ミョウバン…………………小さじ1
[作り方]
1:上記(水、塩、焼ミョウバン)の分量を煮立て、よく溶かしてから冷まします。
2:桶になすを入れて、上のさまし汁を入れ、おしぶたをして重しをのせ、ポリエチレンなどで封をし、涼しい所に一昼夜置くと美しい色に漬かります。
≪なすのぬか漬け≫
塩小さじ2杯に焼ミョウバン小さじ1杯を混ぜ合わせ、ヘタを付けたままのなす全体にまぶして軽くもみ4~5分置いてから、ぬか床に漬けると美しい色に漬かります。
野菜のあく抜きに使用できますか?
ご使用いただけます。
れんこん・里芋・ごぼうなどあくの強い野菜類や栗類は、皮をむいてから0.01%程度のミョウバン水に2~3時間つけるだけで、
あくを抜くことができます。あくが抜けたら上げて水洗いして下さい。
みそに使用してはいけない理由は?
焼ミョウバンはみその表面の変色を抑制し、鮮明な黄金色を保持させるために使用されていました。
しかし、使用が減少してきたことに伴い、昭和48年に厚生省によりアンモニウムミョウバン、焼アンモニウムミョウバン、ミョウバン、焼ミョウバン及び塩化アルミニウムを
みそに使用することが禁止されたため、現在はみそに使用することはできません。
ミョウバン浴での使用法は?
お風呂の湯(標準は200L)にミョウバン原液を20~50mL加えて、入浴します。
ペットボトルのキャップで5~6杯も入れれば十分です。(浴槽に直接、生ミョウバン若しくは焼ミョウバンをひとつまみ入れても良い。)
この位で入浴してみて、翌日までに何の効果もなければ、ミョウバン原液の量を200mL位まで少しずつ増やしてみると良いでしょう。
但し、あまりたくさん入れてお湯が酸性になりすぎると、金属を腐蝕させることがあります。浴槽内の熱交換器はステンレス製の物が多いので、注意して下さい。
ちなみに、ミョウバン浴の残り湯で洗濯をしても不都合はありません。
結晶を作れますか?
焼ミョウバンは水に溶けにくいため、生ミョウバンの方が適しています。