ライフスタイル
食べ物を扱う場所だからこそ、いつも清潔にしておきたいキッチン。落ちにくい汚れを落としたいときや、雑菌を防ぎたいときにも無水エタノールは大活躍します。必要に応じて濃度をかえながら、上手に活用してみましょう。
冷蔵庫や電子ジャー、電子レンジなどの細かい部分に、汚れがこびりついてしまってなかなか落ちないことはありませんか? 合成洗剤を使うと匂いが残ってしまう上に、安全性の面で不安があるという人も多いはず。
その点、無水エタノールであれば、成分はアルコールなのでそうした心配はありません。精製水で薄めて消毒用エタノールにすれば、除菌効果も期待できます。ならば、シュッとひと噴きで汚れ落とし用にも、除菌用にもなるお手製スプレーを、さっそく作ってみましょう。お好みの精油も一緒にブレンドすれば、さわやかな香りが広がります。
できあがったお手製スプレーをキッチンペーパーにふりかけてお掃除用のシートをつくり、汚れの気になる部分を拭きます。汚れが強い部分には直接スプレーするか、しばらくお掃除用のシートを置いておく方法もありますが、長時間になるとプラスチックによっては変色などを起こす場合もあるので様子をみながら使ってください。
さらに食中毒予防のためには、スプレーをそのまままな板や包丁などにシュッとひと噴きしてもOK。クローブやタイムなど殺菌力の強い精油を加えると、三角コーナーや排水溝などの除菌にも使えます。
※火災の原因になるため、火気のそばではスプレーは使わないでください。
ご自宅でジャムや梅ジュースなどを作ったりするご家庭では、食品保存用の瓶を使いまわす事も多いはず。せっかく作ったものが雑菌にやられてしまったということがないように、食品をつめる前には必ず殺菌消毒をする必要があります。熱湯で煮沸消毒する方法はポピュラーですが、大きい瓶の場合なかなか熱湯消毒が難しいもの。
そんな時にはエタノールを使った消毒方法を試してみましょう。使うのは、無水エタノールを精製水で薄めた消毒用のエタノールです。無水エタノール7、精製水3の割合で作った消毒用エタノールをきれいな布にふくませ、瓶の内側を拭いた後、しばらく乾燥させればOKです。
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