無水エタノールを購入する

アロマスプレーの作り方|材料と無水エタノールでの作成手順・注意点を徹底解説

ライフスタイル

アロマスプレーは数多く市販されていますが、好みの香り・容量の商品が見つからないことも多いでしょう。アロマスプレーは材料を揃えれば簡単に自作できるため、納得いく商品が見つからないときは、手作りするのがおすすめです。

オイルの種類をアレンジすれば、自身で調合したオリジナルの香りを楽しめるほか、除菌や消臭、虫除けにも使用できます。

今回は、アロマスプレーの自作に必要な材料と作り方の手順や、使用時の注意点を徹底解説します。アロマスプレーに興味がある方はぜひ参考にしてください。

アロマスプレーとは?

アロマスプレーとは、アロマオイルと無水エタノール、精製水などをボトルに詰め、空間や衣類に吹きかけて使えるようにしたものをさします。

アロマスプレーがあれば、アロマディフューザーなどの道具がなくても手軽にアロマを楽しめます。コンパクトサイズの容器に入れれば、カバンに入れて持ち運ぶことも可能です。

アロマスプレーを使うシーン

アロマスプレーは、以下のような用途に使えます。

  • 気分のリフレッシュ
  • 外出時の虫除け
  • 抗菌・消臭

疲れやストレスを感じたときは、お気に入りのアロマの香りで気分をリフレッシュさせましょう。アロマスプレーは、空間に使用するだけでなく、衣類やハンカチ、枕などに吹きかけて使うのもおすすめです。

アロマオイルのなかには、虫除けや抗菌・消臭に効果を発揮するものもあります。虫除けと同時に香りも楽しみたい方や、衣類・空間の臭いが気になる方も、ぜひアロマオイルを活用してみてください。

アロマスプレーに必要な材料

アロマスプレー作りに必要な材料は、以下の4つです。

  • 容器
  • アロマオイル
  • 無水エタノール
  • 飲料水または精製水

容器には、アロマオイル専用のプラスチックボトルか、ガラス製のボトルを用意しましょう。アロマオイル専用ではないプラスチックボトルの場合、使用中にアルコールで劣化する可能性があります。

無水エタノールは、ネット通販やドラッグストアなどで購入可能です。消毒用エタノールとは異なる商品のため、間違えて購入しないよう注意してください。

アロマオイルを希釈する水には、ろ過・蒸留された精製水を使用するのがおすすめです。ただし、空間への吹きかけや掃除など、スキンケア以外の目的でアロマスプレーを使う場合は、飲料水でも代用できます。

アロマスプレーの作り方

以下では、アロマスプレーの作り方を3つのステップに分けて詳しく解説します。なお、記載している材料の分量は、50mlのアロマスプレーを作る際の分量です。

1.容器に無水エタノールを入れる

用意したスプレーボトルに、無水エタノール5ml(小さじ1杯)を入れます。敏感肌の方や刺激が気になる方は、分量を減らして調整してください。

2.アロマオイルを入れて混ぜる

無水エタノールを入れた容器に、アロマオイルを10滴ほど加えます。オイルを直接容器に入れるのが難しい場合は、事前にガラスビーカーを使って無水エタノールと混ぜてもOKです。オイルを入れたら、容器を振ってよく混ぜてください。

3.水を入れてよく混ぜる

無水エタノールとオイルが入った容器に、水40mlを加えます。ボトルに蓋をしてよく混ぜたら、アロマスプレーの完成です。

アロマオイルの香りは目的ごとに変えてみよう

使用するアロマオイルの種類によって、香りや効果は異なります。香りや目的別におすすめのアロマオイルの種類は、以下のとおりです。

【香り別】

  • シトラス系の香り:ベルガモット+オレンジスイート
  • オリエンタル系の香り:レンジスイート+イランイラン
  • フローラル系の香り:ラベンダー+ゼラニウム
  • ウッディー系の香り:ホーリーフ+シダーウッドアトラス

【目的別】

  • 抗菌:ティートリー・ユーカリ・ラベンダー・レモン・レモングラス・グレープフルーツ・タイム
  • 気分のリフレッシュ:ペパーミント・ラベンダー・オレンジ・ベルガモット

上記は一例のため、アロマスプレー作りに慣れてきたら、自身でさまざまなアレンジに挑戦すると良いでしょう。

アロマスプレーを使う際の注意点

アロマスプレーは、使い方を誤ると本来の効果を発揮できなかったり、事故につながったりするリスクがあります。

以下では、アロマスプレーを使う際の注意点を4つ紹介するため、使用前にチェックしてみてください。

使用前によく振る

アロマスプレーに含まれる水とアロマオイルは、時間が経つと分離します。

アロマスプレーの使用時は、毎回必ず容器を振って、中身を混ぜ合わせてから使いましょう。

目や顔のまわりに使わない

アロマスプレーが目や顔にかかると、トラブルの原因となることがあります。

万が一目に入ったときは、大量の水で洗い流し、必要に応じて医師に相談しましょう。

火の気のある場所で使わない

アロマスプレーには、アルコール成分が含まれています。

キッチンなど、火の気のある場所で使うと引火するリスクがあるため、使用・保存する場所には十分注意が必要です。

1〜2週間で使い切る

アロマスプレーは空気に触れると劣化するため、理想は1〜2週間程度、最大でも1ヶ月程度で使い切ることを意識しましょう。

使い切るのが難しいと感じたときは、20〜30mlなど、少量ずつ作るのがおすすめです。

また、高温多湿な環境や直射日光の当たる場所に保管すると劣化が早まるため、使用後は冷暗所で保管してください。

オリジナルのアロマスプレーで香りを楽しもう

アロマスプレーを作る際は、アロマオイルと水、無水エタノール、容器を用意してください。材料が揃ったら、容器にオイルと無水エタノール、水を入れて混ぜるだけで、簡単にオリジナルのアロマスプレーを作れます。

ただし、アロマスプレーの使用時には注意点もあります。誤った使い方をするとトラブルの原因となるため、事前に注意点をしっかりと把握し、オリジナルのアロマスプレーを楽しみましょう。

なお、健栄製薬のオンラインショップでは、無水エタノールを取り扱っています。無水エタノールを手軽に入手したい方は、ぜひ検討してみてください。

無水エタノール

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