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インターネット社会である昨今、多くの方が仕事でもプライベートでもパソコンを使用します。今の時代、一家に一台、場合によっては一人に一台のパソコンがあるといっても過言ではありません。
そんなパソコンに付属しているキーボードには、実はたくさんの汚れが付着しています。だからといって、ヘタに掃除をしてしまっては故障させてしまう場合も考えられます。パソコンやキーボードは精密機器であることから、慎重に取り扱う必要があるのです。
そこで今回は、キーボードを故障させずに清潔に保つ掃除方法についてご紹介します。
キーボードには、さまざまな汚れが付着しています。キーの表面に皮脂汚れや手垢が付着しているだけでなく、キーの隙間にはチリやホコリも入り込んでいます。また、キーボードは雑菌やウイルスの繁殖場所でもあるのです。
キーボードに触れる手には、目に見えない雑菌が多く付着しています。電車の吊り革や手すり、エレベーターのボタンやドアノブなど不特定多数の人が触れる場所に触れることで、私たちは知らない間にウイルスを運んでいます。その手でキーボードに触れるとウイルスはキーボードに移ってしまい、パソコンを共有している場合はキーボードを介してインフルエンザ感染を引き起こしてしまうケースもめずらしくありません。
雑菌や汚れが付着しているキーボードを清潔に保つには、定期的に掃除をする必要があります。だからといって、キーボードは水拭きしてはいけません。キーボードは精密機器であるため、多量の水分を用いて掃除をすると故障してしまう危険性があります。
そんなキーボードの掃除には、「無水エタノール」がおすすめです。無水エタノールは水よりも揮発性が高いため、正しい使い方をすることで精密機器の掃除にぴったりです。また、無水エタノールには殺菌効果があり、雑菌やインフルエンザウイルスの消毒にも役立ちます。拭き取りやすいという点もあり、無水エタノールはまさにキーボードの掃除に非常に適しているといえます。
無水エタノールを使ったキーボードの掃除方法は、以下の通りです。
【用意するもの】
・無水エタノール
・歯ブラシ
・綿棒
・ゴム手袋
・タオル
【掃除方法】
1.キーボードを裏返して軽く叩き、キーボードの隙間に入り込んでいるゴミやホコリを落とします。
2.ゴム手袋をはめ、無水エタノールを付けた歯ブラシでキーボードの表面を擦ります。
※手垢や皮脂汚れがみるみる取れていきます。
3.キーボードの隙間は、無水エタノールを付けた綿棒で丁寧に掃除していきます。
4.乾いたタオルなどに無水エタノールを付け、全体をざっと拭けば完了です。
キーボードの掃除を行う際は、必ず電源を切った状態で行うようにしましょう。なお、キーの側面を掃除する際には、隣のキーを押した状態で磨くと磨きやすくなります。
毎日のように使いながらも、掃除がおろそかになってしまいがちなパソコンのキーボード。無水エタノールを使ってキーボードを清潔に保ち、キーの故障やキーボードを介したインフルエンザの感染を予防しましょう。
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