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切り花の水揚げに!花を長持ちさせるエタノールの活用術

ライフスタイル

花を飾ると、部屋が明るく彩られます。ただ、切り花はすぐに枯れてしまうのが難点です。中には、咲ききる前に枯れてしまうものもあるかもしれません。ただし、きちんと水揚げを行えば切り花でも長持ちさせられます。また、エタノールを用いることでも、より長持ちさせられるのです。
そこで今回は、切り花を長持ちさせる水揚げの方法についてご紹介します。

■花を長持ちさせるには「水揚げ」が大切

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切り花を飾ってもすぐに枯れてしまうという場合は、もしかすると水揚げの方法が間違っているのかもしれません。花がすぐに枯れてしまうのは、主に水不足が原因です。水不足を解消するには、水を吸い上げやすくするために茎部分をカットしてあげることが大切。それが、「水揚げ」です。ポイントを押さえて水揚げを行うことで、花は長持ちさせられます。その重要なポイントは、以下の通りです。

・水揚げの基本は「水切り」
水揚げは、水の中で行う「水切り」がおすすめです。水中で茎を切ることで、空気の侵入や切り口の乾燥を防ぐことができます。水揚げは、できるだけ水中で行うようにしましょう。

・斜め切り
水揚げのポイントには、斜め切りもあります。茎を斜めに切ることで切り口の断面が広くなり、水の吸い上げ率が高まるのです。

・スパッと勢いよく切る
水揚げでは、スパッと勢いよく切ることも大切です。茎には、水を吸い上げる導管が通っています。ゆっくり切ったり、切れ味の悪いハサミで切ったりすると導管が潰れ、水の吸い上げが悪くなってしまいます。それを避けるためにも、導管を潰さないよう勢いよくスパッと切るようにしましょう。

■水揚げにはエタノールが効果的

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水揚げの仕上げにエタノールを用いると、より水の吸い上げ率をアップさせられます。水切りをした後、茎の切り口をエタノールに浸すとアルコール成分が水の表面張力を下げるため、茎に水が入りやすくなるのです。また、エタノールには殺菌効果があるため、切り口に付着する微生物を殺菌する作用もあり、花をより長持ちさせられます。
そんなエタノールを使った水揚げの仕上げ方法は、以下の通りです。

【用意するもの】
・消毒用エタノール

【水揚げの仕上げ】
1.花瓶やバケツなどにエタノールを入れ、そこに水切りを行った花茎を浸けます。
2.花木類の場合は2分~3分、草花類なら2秒~5秒程度浸けると、完了です。

■部屋に花を飾るメリット

部屋に花を飾ると、部屋が明るくなるだけでなく人に対する癒やし効果も得られます。「フラワーセラピー」という言葉もあるように、生花の香りや色には人をリラックスさせる効果が期待できるのです。
切り花を長持ちさせるためにもエタノールを用いて水揚げを行い、部屋をきれいな花で美しく彩りましょう。

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