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窓サッシの掃除方法とは?清掃頻度の目安や注意点、カビの取り方も徹底解説

ライフスタイル

窓のサッシの汚れが気になり、きれいに掃除したいと考えている方も多いのではないでしょうか。窓サッシの汚れを放置すると、カビの繁殖やサッシの劣化につながるリスクがあるため、こまめに掃除をすることが大切です。

今回は、窓サッシの簡単な掃除方法と本格的な掃除方法、カビの取り方をまとめて紹介します。

掃除の際の注意点や汚れの予防方法、窓ガラスの掃除方法もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

窓サッシが汚れる原因は?

汚れの主な原因

  • 砂埃や土埃
  • 花粉
  • 糸くずや毛くず
  • カビ

窓サッシには屋外からやってくる汚れと室内で発生する汚れが付着します。

例えば、砂埃・土埃、花粉、排気ガスの粉塵などは外からやってくる汚れです。また、隣家のキッチンの換気扇の通気口が窓の近くにあると、その窓のサッシには黒っぽい油汚れが付着しやすくなります。

一方で、糸くずや毛くず、綿埃、ハウスダストなどは室内で発生する汚れで、それらが窓サッシに溜まります。

また、梅雨時期などの雨が多いときには窓サッシに水滴が溜まりやすく、冬場などの屋外と屋内の温度差が生じるときは結露が発生しやすく、それがカビになることもあります。

窓サッシに汚れがつきやすいのは、窓の開閉機会が多い場合です。窓を閉めていても汚れは付着しますが、窓を開けると空気の流れができ、屋外からやってくる汚れも室内から発生する汚れも、窓サッシに溜まりやすくなります。

窓サッシの理想的な掃除頻度は?

窓サッシは汚れが付着しやすいのですが、窓サッシの掃除を習慣化している方は少ないかもしれません。

窓サッシの掃除は、手軽な掃除を月に1回程度、本格的な掃除を年2回程度の頻度で行うと良いでしょう。

手軽な掃除を続けていけば、頑固な汚れにならずに済み、カビの発生も抑えられます。

年2回の本格的な掃除は、5月と11月がおすすめです。5月はスギやヒノキといった花粉の飛散や黄砂の飛来が終わる頃で、梅雨に入る前でもあります。

また、11月は台風のシーズンが終わる頃です。この時期に窓サッシをキレイにしておくと良いでしょう。

なお、本格的な掃除は年末に、と考えている方も多いかもしれません。

しかし、窓サッシの掃除は窓を開けて行うため、年末だと気温も低く、寒さ対策をしながら掃除をしなければならなかったり、冷たい空気が室内に入ってきて室温が下がってしまったりするので、できれば年末は避けましょう。

窓サッシの掃除方法

ここからは、窓サッシの掃除手順を、手軽な掃除、本格的な掃除・頑固なカビ掃除に分けて解説していきます。

【月1回】窓サッシの手軽な掃除方法

用意するもの

  • ブラシ(使い古しの歯ブラシでも可)
  • 掃除機

掃除の手順

  1. ブラシを使って窓サッシの汚れを一箇所に集める
  2. 集めた汚れを掃除機で吸い取る

窓サッシに汚れが固着して掃除しにくくならないためにも、月1回程度は簡単な掃除をしておきましょう。

【年2回】窓サッシの本格的な掃除方法

用意するもの

  • スポンジ
  • 水道水を入れたペットボトル
  • つまようじ
  • タオル(雑巾、キッチンペーパー)

掃除の手順

  1. 手軽な掃除方法で紹介した手順で、最初に窓サッシの汚れを大まかに取り除く
  2. 窓サッシに水を流し、スポンジ(柔らかい面)で擦り洗う
  3. 窓サッシの角(端)に溜まった汚れは、つまようじにタオルを巻きつけてかき取る
  4. ふたたび水を流して洗い、最後に乾いたタオルで水分を取り除く

窓サッシのカビの取り方

用意するもの

  • スポンジもしくは雑巾
  • 中性洗剤(住居用洗剤もしくは食器用洗剤)
  • バケツ
  • 水道水を入れたペットボトル
  • タオル

掃除の手順

  1. 中性洗剤を水で薄める(薄め方は洗剤1に対して水5~10くらい)
  2. 薄めた中性洗剤をスポンジにつけ、カビの部分に洗剤が行き渡るようにやさしく押し当てる
  3. そのまま5分程度放置
  4. 水で濡らしたタオルで中性洗剤とカビを拭き取る
  5. 残った水分は乾いたタオルで完全に取り除く

カビの掃除にあたっては、マスクや手袋をつけ、十分に換気をしながら行いましょう。

窓サッシを掃除するときの注意点

窓のサッシを掃除するときには注意してほしい点がいくつかあります。以下では、窓サッシを掃除するときの注意点を解説します。

なお、掃除をする際は、必ず清掃対象となる製品のホームページや取り扱い説明書の清掃方法をよく読み、使用可能なアイテムや清掃方法を十分に確認するようにしてください。

硬いブラシやメラミンスポンジは使わない

汚れをかき集めるときにブラシを使う例を紹介しましたが、硬めのブラシ(金属製たわし、ワイヤーブラシなど)はできるだけ使用しないようにしましょう。

また、カビ掃除に使うスポンジは、メラミンスポンジもできるだけ避けると良いでしょう。これらはサッシに傷が残る可能性があります。

中性洗剤以外の洗剤を使わない

アルコールやシンナー、便器・タイル用の酸性洗浄剤、アルカリ洗浄剤、塩素系洗浄剤、有機溶剤などを使用すると、サッシ部分やサッシ周辺の材質の変色・変質や腐食につながる可能性があります。基本的にサッシは水のみで掃除するようにしましょう。

どうしても洗剤で掃除したいときは中性洗剤を選び、洗剤がサッシに残留しないように水で十分に洗い流すようにしましょう。

窓サッシの汚れの予防方法

窓サッシの汚れは屋外からも室内からも付着します。まずは汚れがついたらこまめに掃除をして、頑固な汚れにならないように心がけましょう。

カビが発生してしまうと、窓枠、カーテンなど、窓周辺に広がるおそれがあります。カビは汚れや湿気があるところに発生しやすいため、カビの好適要因をできるだけ取り除くようにしましょう。

湿気を取るには除湿器を使うのも1つの方法です。また、窓の周辺は空気の流れができにくいので、窓を定期的に開けたり、サーキュレーターや扇風機を使って部屋全体の空気に流れを作ったりして、窓際に湿気がこもらないようにしましょう。

冬場はどうしても窓が結露しやすくなります。水滴がサッシに溜まらないようにするアイテムや、結露防止のためのアイテムを購入しておくと良いでしょう。

窓サッシと窓ガラスはセットで掃除しよう

窓サッシを掃除するときは、窓ガラスも一緒に掃除するのをおすすめします。窓サッシだけを掃除しても、窓ガラスには手垢や雨水で汚れも残っています。

窓ガラスの掃除には無水エタノールがおすすめです。無水エタノールは水分がほとんど含まれていないので、使った後に水跡が残らず、すぐに蒸発するため、二度拭きの必要もありません。

やわらかい布に無水エタノールをしみ込ませ、サッとひと拭きすると、窓ガラスがきれいになります。ただし、無水エタノールを使用して掃除をする際はマスクや手袋をつけ、十分に換気を行いましょう。

なお、窓ガラスの掃除方法の詳細は以下でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

無水エタノールで、窓ガラス掃除にチャレンジ!~二度拭きなしだから簡単ラクラク~

窓サッシの掃除は簡単!月1回の掃除で窓をきれいに保とう

窓サッシの汚れの原因は、砂やホコリ、カビ、花粉などです。窓サッシをきれいに保つには、手軽な掃除を月1回程度、本格的な掃除を年2回程度行うのがおすすめです。

基本的にはブラシでの掃き掃除や水での掃除で済ませて良いですが、カビが気になる場合は中性洗剤を使うようにしましょう。

サッシをきれいにした後は、こまめな換気や結露防止対策で汚れやカビを予防するようにしましょう。

窓サッシを掃除する際には同時に、窓ガラスも掃除して清潔を保ちましょう。

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