Column

2023.05.12

乾燥肌・スキンケア

ニキビができていると、メイクをどのようにしたら良いかわからない方も多いでしょう。薄めにすればニキビが目立ち、濃くすればニキビの悪化が懸念されます。

今回は、ニキビがあるときのメイク方法について紹介します。ニキビができたときのメイク方法が知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ニキビができているときにメイクをしても良い?

メイクは肌の負担となる可能性があるので、ニキビができているときはできる範囲で控えたほうが良いでしょう。コンシーラーやファンデーションを厚塗りすると、毛穴を塞ぎニキビが悪化する恐れもあります。

そのためニキビができていてもメイクをしなければならない場合は工夫が必要です。

ニキビができているときのメイクのポイント

ニキビができているときは、メイクをしないほうが良いですが、仕事などの事情でメイクをしなくてはいけない場合もあるでしょう。

ここからはニキビができているときの、メイクのポイントを紹介していきます。

日焼け止めで肌を守る

紫外線は皮脂を酸化させ、毛穴を詰まらせる原因になるため、ニキビが悪化してしまう可能性があります。

さらに、ニキビに紫外線が当たると炎症が悪化することもあるので、日焼け止めは重要です。ニキビができているときの日焼け止めは油分が少ないものを選ぶと良いでしょう。

肌を補正する化粧下地やコントロールカラーもおすすめ

化粧下地は肌の質感を補正してくれるため、ファンデーションの厚塗り防止にもなります。コントロールカラーはグリーン系を使うとニキビの赤みが目立たなくなるのでおすすめです。

どちらのアイテムを選ぶ際も、油分の少ないサラサラとしたテクスチャ―のものを選ぶと良いでしょう。

ファンデーションは油分の少ないものを選ぶ

油分の多いアイテムを使用すると毛穴を詰まらせる可能性があるため、ファンデーションはパウダーファンデーションを使うのも1つの方法です。

ファンデーションを塗る際、赤みや腫れのあるところは避けましょう。

ポイントメイクでニキビを目立たせない

ポイントメイクをしっかりしてニキビを目立たせなくする方法もあります。

アイラインやマスカラ、リップメイクをしっかりめにして、ニキビのほうに視線を向けさせないように工夫してみましょう。

ニキビ肌のスキンケア方法

ニキビができているときは悪化させないためにもスキンケアをしっかり行いましょう。ここからは、ニキビができているときのスキンケア方法を紹介します。

クレンジングは帰宅後すぐに行う

メイクはニキビが悪化する原因の1つになるため、帰宅後はなるべく早くクレンジングをしましょう。

ニキビがあるときは肌が敏感になっているため、クレンジング剤は敏感肌向けのものを選ぶと良いでしょう。クレンジングはゴシゴシ擦らず、なるべく1分以内で終わらせるようにしましょう。

洗顔はしっかり泡立てて行う

洗顔は界面活性剤フリーのもの、または敏感肌向けのものを選ぶと良いでしょう。

洗顔料はしっかり泡立てて優しく洗い、泡残りがないようにぬるま湯で洗い流します。

保湿アイテムで潤す

ニキビができていても、化粧水や乳液での保湿はしたほうが良いでしょう。保湿力が高いと言われるヒアルロン酸、セラミド、ヘパリン類似物質などが含まれたアイテムで保湿するのがおすすめです。

ニキビができているところは、油分が少ないアイテムで保湿するのも良いでしょう。

ニキビ肌の改善を目指すおすすめの方法は?

ニキビのできにくい肌を目指すには、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも必要です。とくに以下の3点については、普段から心がけるようにしましょう。

・バランスの良い食生活を心がける

・十分に睡眠する

・ストレスを溜めない

ニキビができているときは肌に優しいメイクを!

ニキビができているときは、基本的にはメイクを避け、どうしてもメイクをしなければいけないときは、敏感肌向けのものや油分の少ないものを選ぶようにしましょう。

メイクの際にニキビを気にしなくても良いように、スキンケアと生活習慣を見直して、ニキビのできにくい肌を目指しましょう。


泉医師からのコメント

ニキビができると憂鬱ですが、ニキビに負担のかからないアイテムやニキビを悪化させないメイクでニキビをカバーできると、気持ちが楽になります。ニキビ肌でも、アイテムの選び方やメイクの方法ひとつでニキビケアしながらメイクができ、さらに魅力的に見せることも可能です。ニキビができても毎日を楽しく過ごせるようにメイクを見直してみましょう。
アイテムについては皮膚科専門の医師に相談してみるのもおすすめです。

泉医師

監修者

医師:泉 さくら

日本皮膚科学会皮膚科専門医。 琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。

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