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コラム
COLUMN

2024.08.23

乾燥肌・スキンケア

冬に乾燥肌が悪化する理由は?対策方法やおすすめの成分を紹介

冬になると乾燥肌になる、もともと乾燥肌だけど冬はさらに悪化する、と悩んでいる方は多いでしょう。今回は、冬になるとなぜ肌が乾燥しやすいのか、どのように対策したら良いのかを解説します。

乾燥の改善に効果が期待できるおすすめの成分も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

冬に乾燥肌が悪化する理由

冬の寒い時期になると乾燥肌が悪化する原因はいくつかあります。以下で主な原因を解説します。

気温の低下

気温の低下によって血液の循環が悪くなり、肌のターンオーバーがうまくできなくなってしまうことがあります。

肌のターンオーバーが乱れることで、肌が乾燥したり、バリア機能が低下して外部からの刺激に敏感になったりします。

また気温低下により汗や皮脂も出にくくなります。汗や皮脂は肌を守る役割もあるため、少なくなることで肌が乾燥しやすくなります。

空気の乾燥

冬はほかの季節よりも湿度が低くなり、空気が乾燥して肌表面の水分が奪われがちになります。夏と湿度を比較すると30%前後の差があります。

また、冬は暖房を使用することにより室内が乾燥し、肌も乾燥してしまいます。つまり、冬は屋内・外いずれでも肌が乾燥しやすい状態になっています。

シャワー温度が高い、入浴時間が長い

寒くなるにつれてシャワーの温度を高くしたり、入浴時間が長くしたりする方も多いでしょう。

しかし、熱いシャワーやお湯は肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥しやすくなります。湯船に長く浸かる場合も同様のことがいえます。

冬服の素材

冬は暖かい素材のインナーやセーターを着る方も多いですが、素材によっては肌が乾燥しやすくなってしまうものもあります。

ナイロンやポリエステル、吸湿発熱素材が含まれている衣類は、乾燥を招き、摩擦によって肌の刺激になる可能性があります。

冬の乾燥肌を対策する方法

ここからは冬の乾燥肌対策を解説していきます。

冬に適したスキンケアをする

スキンケアは季節ごとに変えることも大切です。とくに冬は乾燥しやすいため、しっかりと保湿ができるアイテムを選んでスキンケアを行いましょう。

スキンケアの手順は、洗顔→化粧水→乳液が一般的ですが、冬で乾燥が気になる場合は、美容液や最後にクリームをつけるのもおすすめです。

美容液は商品によってつけるタイミングが異なるため説明書を読んでから使用するようにしましょう。

スキンケアアイテムは保湿効果が高いとされる成分が含まれているものを選んでください。

また、冬でも紫外線ダメージを受けるため、外出時は最後に日焼け止めをつけるようにしましょう。

体が乾燥する場合は、お風呂あがりにボディローションやボディクリームをつけるのもおすすめです。

なお、敏感肌の方のスキンケアについては以下もご参考ください。

【医師監修】スキンケアで敏感肌は改善できる?おすすめのアイテムの選び方も紹介

室内では加湿をする

暖房による乾燥を防ぐためには加湿をすることが大切です。

湿度は40~60%に保ちましょう。加湿器がない場合は、濡れたタオルを部屋干しするだけでも加湿効果があります。

入浴時間やシャワーの温度に気を付ける

寒くなると熱いお湯を使う方も多いですが、乾燥肌対策するのであればお湯は38~40℃に設定するのが良いでしょう。

長時間の入浴ではなく、体が温まる程度の入浴に留めるのもポイントです。

肌に刺激が少ない衣類を選ぶ

冬は重ね着をすることも多くなります。全ての服の素材に気を遣うのは難しいですが、肌に触れる肌着やパジャマの素材だけでも確認すると良いでしょう。

乾燥肌が気になる方は、肌にやさしいといわれるシルクやコットンの素材を選ぶと良いでしょう。

乾燥肌の改善効果が期待できるおすすめの成分

ここからは乾燥肌の改善効果が期待できる成分を紹介します。ここまでお読みいただき、スキンケア商品の見直しをしたいと思った方はぜひ参考にしてください。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質には、保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用があります。乾燥肌の改善に使用される成分のため、冬の乾燥肌対策にも適しています。

ヘパリン類似物質を含むクリームやローションには、医薬品と医薬部外品の2タイプがあります。乾燥を改善したい場合は医薬品、日々の乾燥対策にスキンケアで使いたい場合は医薬部外品というように、目的に応じて使い分けましょう。

なお、いずれも使用上の注意をよく読んで使うようにしましょう。

セラミド

セラミドはもともと肌にある成分で、不足すると肌が乾燥しやすくなるため、スキンケアで補うことが大切です。

また、うるおいを保ち、肌のバリア機能を守るため、花粉や紫外線などの外的刺激によるダメージ対策にも良いとされています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する保水成分です。高い保水力と吸湿力があり肌表面の保湿力を高めます。

ただし、加齢により徐々に減少するため、スキンケアで補うことが大切です。

乾燥肌の対策は内側からのケアも忘れずに

乾燥肌の改善はスキンケアに重点を置きがちですが、体の内側のケアも大切です。

栄養バランスのとれた食事、こまめな水分補給などを心がけましょう。体内の水分が不足すると肌が乾燥してしまう原因になります。とくに、冬は水分補給を忘れがちですが、1日2リットルを目安に摂取するよう意識しましょう。

冬の乾燥肌対策をして健康的な肌を目指そう

冬は気温の低下、空気の乾燥などにより乾燥肌になりやすい季節です。

加湿器を使用するなど物理的な対策をはじめ、冬に適したスキンケアで乾燥対策することが重要です。

ヘパリン類似物質やセラミド、ヒアルロン酸などの保湿力の高いとされる成分が入ったアイテムに切り替えるというのも1つの方法です。スキンケアだけでなく、体の内側からのケアも忘れずに行いましょう。

乾燥肌が悪化し、ひび割れや炎症がある場合は医療機関を受診するようにしましょう。

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