コラム
COLUMN
感染症のシーズンである冬場は、アルコール消毒、石けんによる手洗い、マスクの着用など皮膚へ負担となってしまう要因が多くなる時期でもあります。感染対策には必要なことではありますが、繰り返し使用や敏感肌の方では、肌のうるおいを奪い乾燥しやすくなってしまうことがあります。
石けん・ハンドソープによる手洗いでは汚れなどを落としてくれる成分である界面活性剤が、手指の消毒に広く使われているアルコール(エタノール)消毒ではそのアルコール成分自体がもつ脱脂作用が、肌のうるおいを守ってくれる皮脂膜を過剰に落としてしまう事があります。
そのため、手洗いの頻度が増えてくれば、どうしても手指の荒れや乾燥に悩まされる方が増えてきます。さらに乾燥や荒れた患部はバリア機能も低下しているため、“しみる”、“痛い”、と感じる事も多くなり、手洗いが億劫になってしまうという悪循環になりかねません。
これを回避するためには、シンプルではありますがこまめにケアをすることが大切です。ヘパリン類似物質は、保湿作用などをもつ成分で肌の内部の角質層まで浸透し効果を発揮します。
特に乾燥に伴う症状が気になる方は、感染対策と併せて行う習慣の1つとしてハンドケアも取り入れてみましょう。
このコラムが気に入ったらシェアしよう!
乾燥肌治療薬
-
第2類医薬品
- クリーム
- ローション
- スプレー
- Hクリーム
- 泡フォーム