コラム
COLUMN
スプレータイプの化粧水が売られているのを見かけるものの、どのようなときに使用するのか、どのようなものを選べば良いのか、疑問を持つ方もいるでしょう。
今回は、スプレータイプの化粧水のメリットやおすすめの選び方、使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スプレータイプ(ミスト)の化粧水とは?
スプレータイプの化粧水とはどのようなものか、一般的には以下の特徴があげられます。
- スプレーボトルに入っている化粧水
- 微小なミスト状の化粧水を顔全体に均一に広げられる
- 手やコットンにつけず、直接肌に吹きつけられる
スプレータイプの化粧水には、ポンプ式とガス入りスプレーの2タイプがあり、ガス入りスプレーのほうが、粒子がより細かい特徴があります。
スプレータイプ(ミスト)の化粧水のメリット
スプレータイプの化粧水を使うことによるメリットを紹介します。
- コットンによる摩擦を防げる
- スキンケアの時間を短縮できる
- メイクの上からでも使用できる
以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。
コットンによる摩擦を防げる
スプレータイプの化粧水は肌に直接吹きつけられるため、コットンや手で伸ばす必要がなく、摩擦を軽減できます。
摩擦は肌の負担になります。とくに、荒れた肌や日焼け肌は敏感な状態なので、スプレータイプの化粧水で優しく保湿してあげるのがおすすめです。
スキンケアの時間を短縮できる
スプレータイプの化粧水はコットンに化粧水を染み込ませる手間や、顔全体に広げる手間がなく、直接吹きかけることができます。
また、顔だけでなく、体の広い範囲にも簡単に化粧水を吹きかけられます。スキンケアに時間をかけられない、忙しい方にもおすすめです。
メイクの上からでも使用できる
スプレータイプの化粧水は、メイクの上からでも使用できる商品が多くあります。化粧水がこまかな粒子となって肌に吹きつけられるので、ファンデーションを塗った肌の上から使ってもメイクが崩れない製品があります。
メイクの上から使用するメリットは、ファンデーションの密着度が高まりメイク崩れを予防できることや、日中の肌の乾燥にも対応できることなどがあげられます。
ただし、全ての化粧水がメイクの上から使用できるわけではないため、説明書を読んでから使用しましょう。
スプレータイプ(ミスト)化粧水の選び方
スプレータイプの化粧水といってもさまざまな種類があります。以下では、おすすめの選び方を紹介します。
- 肌の悩みに応じて選ぶ
- 使用するシーンで選ぶ
- 香りで選ぶ
肌の悩みに応じて選ぶ
スプレータイプの化粧水にはさまざまな種類があり、肌の悩みに合わせて作られています。
メイク崩れが気になる方は、メイクのキープに特化した製品を選ぶと良く、汗や水、涙への撥水効果が期待できる製品があります。
乾燥が気になる方は、保湿成分が多く含まれた製品を選びましょう。
また、花粉やホコリにアレルギーがある方は、肌を外部の刺激から守るタイプの製品がおすすめです。
使用するシーンで選ぶ
日中の乾燥が気になり、出先でスプレータイプの化粧水を使用したい方は、バッグに入れてもかさばらないミニタイプを選ぶのがおすすめです。
日中メイクの上から使用するなら、粒子が細かく均一に化粧水が広がるタイプが適しています。
自宅でのスキンケアに使用するなら、大容量タイプを選ぶと良いでしょう。
香りで選ぶ
スプレータイプの化粧水には、香りがついているものもあります。
香りがついているタイプは、好みの香りを選べばその香りによりリラックスできます。仕事中に化粧水の香りで心を休めたり、自宅でのリラクゼーションタイムに香りを楽しんだりするのも良いでしょう。
店頭にテスターがあれば、実際に使ってみて、自身の好みの香りを選んでみましょう。
スプレータイプ(ミスト)の化粧水の使い方
製品によって使用方法は異なります。使用方法を誤っていると効果が半減してしまう可能性があるため、必ず製品の使い方を読んでから使用しましょう。
顔にスプレーする際は、顔はななめ45℃の角度で上を向き、目を閉じます。顔から20cm程度離して、左右に振る、または円を描くようにスプレーしましょう。
スプレーしたら両手で優しく押さえて肌になじませます。しかし、スプレーをしたまま肌に触れないほうが良い製品もあるので、製品の使い方を確認してください。
根本から乾燥肌を改善する方法
外側からのスキンケアも大切ですが、根本から乾燥肌を改善する方法として以下のことも意識してみましょう。
- 適切なスキンケアをする
- 肌に良い食生活を心がける
- ヘパリン類似性物質配合の保湿剤を使用する
それぞれの方法を以下で詳しく解説していきます。
適切なスキンケアをする
スキンケアは一般的に、クレンジング(メイクをしている場合)、洗顔、化粧水、美容液、乳液(クリーム)の順で行います。
クレンジングや洗顔の際は、肌をなるべく刺激しないようにゴシゴシ洗わないことが大切です。摩擦は肌へダメージを与え、乾燥肌の原因になる場合があります。
洗顔料はよく泡立てましょう。泡が不足するとゴシゴシ擦ってしまいやすくなるので、ふわふわの泡で優しく洗いましょう。
洗い流すときの水温が熱すぎると必要な皮脂まで溶け出してしまうことがあるので、熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯で洗顔するのがおすすめです。
なお、適切なスキンケアの順番については、以下もあわせてご覧ください。
【医師監修】スキンケアの順番は?朝と夜別に必要なアイテムと手順も詳しく解説
肌に良い食生活を心がける
肌の健康に役立つ栄養素は以下のとおりです。バランス良く摂取するよう意識しましょう。
- タンパク質:肉類・魚類・卵・大豆
- オメガ3系脂肪酸:アマニ油・えごま油・青魚
- ビタミンA:レバー・うなぎ・卵・ホウレンソウ
- ビタミンB群:レバー・豚肉・納豆・牛乳・大豆製品
- ビタミンE:ごま・ナッツ類・大豆・アボガド・筋子
- ビタミンC:フルーツ類・野菜類
高脂質、高糖質な加工食品やジャンクフードは、肌荒れの原因になることがあるため、過剰に取り過ぎないようにしましょう。高糖質なジュースやカフェインの入った飲み物、アルコールも同じく、過剰摂取は避けましょう。
糖質を摂りすぎるとニキビができやすくなるといわれています。カフェインは睡眠の質を落とすため、睡眠中のターンオーバーに影響が出る可能性があります。
アルコールは、代謝する際に水分が消費されるため、体内の水分が減り、乾燥肌の原因となることがあります。また、アルコールを摂取すると、睡眠の質が低下する場合もあります。
市販の乾燥肌治療薬を試してみる
乾燥肌がなかなか改善されない場合は、市販の乾燥肌治療薬を試してみるのも1つの方法です。
乾燥肌に悩んでいる方は、高い保湿成分である「ヘパリン類似性物質」がおすすめです。ローションタイプ、クリームタイプ、泡フォームタイプ、スプレータイプなど、さまざまな使用感の製品があるので、自身が使いやすいタイプを選びましょう。
なお、健栄製薬では、ヘパリン類似物質を配合した保湿剤がオンラインショップでも購入できるので、ぜひ検討してみてください。
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スプレータイプ(ミスト)の化粧水を使って効率よく保湿しよう
スプレータイプの化粧水は、細かなミスト状になった化粧水を顔全体に均一に吹きつけられるスキンケアアイテムです。
スプレータイプの化粧水を使用することで、コットンによる摩擦の防止やスキンケアの短縮ができるほか、メイクの上からでも使用できるものも多いので、日中の肌の乾燥対応もできます。
スプレータイプの化粧水をメイクの上から使用することで、メイク崩れが予防できる製品もあります。 自身に合ったスプレータイプの化粧水を使って効率よく保湿してみましょう。
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