⾹りと抗菌のダブルパワー|⾐類がハッカ油でよみがえる!?
2022.03.18 | ライフスタイル
お気に入りの衣類はいつまでも長く身につけたいものですが、湿気の多い梅雨の間や、衣替えでタンスの中に数カ月しまっておかなければならない時期などにトラブルが起きがちです。大好きな服であればなおさら、部屋干しで服が臭くなった、汗の臭いがとれない、防虫剤の臭いが消えない、大好きな服を虫に食べられた…などのトラブルは何としても避けたいところ。そんなときに活用したいのがハッカ油です。
今回は、ハッカ油で上手に衣類をケアする方法をご紹介します。
数滴で部屋干しの嫌な臭いを防ぐ
梅雨の季節、部屋干しで生乾きになった衣類に雑菌が繁殖すると、嫌な臭いが発生します。なんとか臭いを防ぐ方法がないか…と思ったら、ハッカ油を思い出して下さい。使い方はとっても簡単。最後のすすぎのときに一度洗濯機をとめて、クエン酸(大さじ2杯程度)と、ハッカ油を数滴加えます。香りをもっと楽しみたい時には、さらに脱水時にハッカ油を数滴加えてもOK。
抗菌・消臭効果のあるハッカ油を使えば、梅雨時のお洗濯もすっきりさわやかにできますよ。
ハッカ油でアイロンがけが楽しくなる
アイロンがけをする時、シワを防いで布地をピンとさせるためにリネンウォーターを霧吹きしますが、ちょっと面倒に感じることも多いはず。そんなときは、ハッカ油入りのリネンウォーターを使ってみましょう。ハッカ油のいい香りいっぱいの中でアイロンがけができる上に、防虫・抗菌効果もあって衣類がさっぱりするので、とてもいい気分になれます。スチームアイロンを使うときには、水を入れる部分に水と数滴のハッカ油を加えて入れると蒸気が上がるたびにさわやかな香りがたちこめます。
ハッカ油のリネンウォーターの作り方
- 霧吹き用のボトルに水を入れて、ハッカ油を数滴垂らして、よく混ぜてから霧吹きします。
使いきれる量だけ作るか、もしあまってしまったら炭酸水を少しだけ加えてガラスなどの掃除用に使いきってしまいましょう。
衣装箱にハッカの匂い袋をしのばせる
ハッカの防虫効果をより実感したいなら、衣装箱やタンスにハッカ油で作った匂い袋をしのばせておく方法があります。
コットンにハッカ油を湿らせたものを小さなガーゼのハンカチなどで包んで、タンスの角に置いておくだけです。香りがしなくなると効果がなくなるので、ときどき中身のコットンを変えるのがコツ。市販の防虫剤のような刺激臭がなく、体にも優しい自然な香りですので人を不快にさせません。
タンス1段に1個だと弱いので、できれば数個作ってあちこちにしのばせてみて下さい。育児中の方なら、もう履けなくなった幼児用靴下などをガーゼ替わりにすると簡単に匂い袋が作れます。
- ※原液をそのまま皮ふに使用しないで下さい。
- ※素材によっては変質(変色)するおそれがありますので注意して下さい。
- ※使用するハッカ油の量は目安です。使用条件に応じて適宜調節して下さい。