ハッカ油のメントール効果で花粉・鼻のつまりの対策!
2016.09.12 | ライフスタイル
「鼻がムズムズする……」、「くしゃみや鼻水が止まらない……」、「鼻のつまりがひどい……」
花粉のシーズンになると、多くの方がこうした症状に悩まされるもの。暖かな陽気と満開の桜が美しいお花見シーズンである春は外に出かけたいものですが、花粉に悩まされる方にとっては憂鬱なシーズンでもあります。
春のイメージが強い花粉は、夏や秋に発症するケースもめずらしくありません。花粉は春だけでなく、1年を通して悩まされる症状でもあるのです。
花粉に悩まされる方に向けて花粉の症状を和らげる医薬品は数多く販売されているものの、「薬には頼りたくない……」と考える方も多いかもしれません。そんな方には、ハッカ油がおすすめです。
そこで今回は、ハッカ油を使った花粉・鼻のつまり対策についてご紹介します。
季節ごとの花粉の特徴
春に発症するイメージの強い花粉。春に発症する花粉は、主に「スギ」や「ヒノキ」の花粉が原因だとされています。他にも「ハンノキ」や「シラカンバ」など、春先には全国各地でさまざまな花粉が飛び交います。
鼻がムズムズしたりくしゃみや鼻水などの症状を引き起こしたりする花粉は、夏や秋にも発症します。花粉を発症させる花粉は、春だけでなく夏や秋にも飛び交っているのです。
夏に発症する花粉は、主に「イネ」の花粉が原因だとされています。初夏に苗を植え、秋の収穫時期に向けてすくすくと育つイネからは、たくさんのイネ花粉が放出されているのです。
秋に発症する花粉は、主に「ブタクサ」や「ヨモギ」、「カナムグラ」などの花粉が原因だとされています。このように、季節によって、さまざまな花粉が飛び交っています。
ハッカ油を使った花粉対策
春から秋まで、ほぼ1年を通して悩まされる花粉。そんな花粉による鼻のつまりなどの症状は、ハッカ油で対策することができます。ハッカ油に含まれるメントールが、鼻のつまりなどの症状を和らげてくれるのです。
ハッカ油を使った花粉の主な対策法は、以下の通りです。
・マスクに少量垂らして
マスクの外側にハッカ油を少量垂らし、ハッカ油を染み込ませます。このマスクを装着することで、マスクを通してハッカ油のスーッとするメントールが鼻を通り、鼻のつまりを和らげてくれます。
・数滴垂らしたお湯の湯気を吸い込むことで
カップにハッカ油を数滴垂らし、そこに熱いお湯を注ぎます。そこから湯気となって蒸発するメントールを吸い込むと、鼻通りが良くなり鼻のつまりも和らぎます。
・ハンカチなどに垂らして
ハンカチやティッシュなどにハッカ油を数滴垂らし、それを鼻元に当て鼻呼吸します。すると、メントールの効果で鼻通りが良くなり、鼻のつまりが和らぎます。
・お風呂に垂らして
ハッカ油をお風呂に数滴垂らし、入浴します。メントール効果で鼻のつまりが和らぐ他にも、メントールのスーッとした香りでリラックス&リフレッシュ効果を得ることもできます。
幼い子どもに使う場合は……
幼い子どもにハッカ油を使う場合は、注意が必要です。幼い子どもの多くは、吸い込む加減を自らまだ調節できません。そんな幼い子どもにハッカ油の匂いをそのまま吸い込ませてしまうと、むせる可能性があるので注意が必要です。
鼻がつまって息苦しく、憂鬱になってしまう花粉……。でも、ハッカ油を使えば、メントールの効果で鼻通りが良くなり、鼻のつまりなどの花粉の症状を和らげることができます。ハッカ油を上手く活用し、花粉対策を行いましょう。