虫よけ対策にスキンケア、アロマテラピーなど生活に欠かせない「ハッカ油」!
2016.04.28 | ライフスタイル
虫よけスプレーや清涼剤って、「買い置きがあると思ったらなかった!」ということ、ありますよね。そんなとき、“あるもの”があれば、虫よけスプレーにも清涼剤にも代用することができます。そのあるものとは、「ハッカ油」です。
「ハッカ」といわれてもピンとこないかもしれませんが、「ミント」と聞けばわかりやすいですよね。ミントとは、シソ科ハッカ属に属するハーブの総称なんです。
つまり、ハッカ油はハッカソウというミントを乾燥させて抽出した植物油のこと。主に薬局で販売されています。
ハッカ油には、ミント特有のスーッとした清涼感があるほか、防虫効果、消臭効果、除菌効果、リラックス効果など、さまざまな効果があるとされています。
ハッカ油が一本あれば、虫よけスプレーや清涼剤のほか、バスタイム、スキンケア、アロマテラピーなど、生活の様々なシーンで大活躍!まさに万能オイル!
以下では、そんな“一家に一本キープしておきたいハッカ油”の、便利な使い方をご紹介します。
防虫効果で虫よけスプレーになる!
暖かくなってくると急に増えてくる虫。お出かけ前に虫除け対策しようと思っても、「虫よけスプレーが見つからない!」ってこと、ありますよね。そんなときは、ハッカ油で作っちゃいましょう。
【虫よけスプレーの作り方】
無水エタノール(消毒用エタノール・消毒用エタノールIP・エタノール)10mlにハッカ油を5~10滴ほど垂らして混ぜます。水を90ml入れて混ぜ合わせ、100円ショップなどに売っているスプレー容器に入れたら出来上がり。
使い方は、とっても簡単。市販の虫よけスプレーと同じように、肌や服にスプレーするだけで、虫が寄りつきにくくなります。天然素材で身体にやさしく、香りもキツすぎないので、安心して使えますね!
虫よけスプレーには、ほかにも便利な使い方が。
玄関や網戸など、虫が寄ってきそうな場所にスプレーすると、虫が家に入ってくるのを防げます。夏場の虫対策にもびったり!
ハッカ油には消臭効果もあるので、ニオイ対策にもなって一石二鳥!
ただし、市販の防虫剤より持続時間が短いので、こまめにスプレーしてくださいね。
夏にオススメの使い方。天然の清涼剤で身体スッキリ!
じっとりジメジメする日本の夏。汗のニオイも気になりますよね。そんな悩みを解消する、ハッカ油のとっておきの使い方をご紹介します。
用意するものは、タオルとハッカ油だけ。タオルを水で濡らし、ハッカ油を2~3適垂らしてよく揉み込んだら、脇や首筋に当てましょう。すると、ハッカのひんやり感と毛穴引き締め効果で、スーッと汗がひいていきます。
また、除菌・消臭効果もあるので、汗のニオイ対策にもなります。
「夏のお出かけ中にも、ハッカ油でスッキリしたい!」というときは、清涼スプレーを作って持ち歩きましょう。
【清涼スプレーの作り方】
無水エタノール(消毒用エタノール・消毒用エタノールIP・エタノール)10ml、ハッカ油2~3適、水90mlを混ぜてスプレー容器に入れれば完成です。なお、虫よけスプレーよりハッカ油の量が少ないことに注意してくださいね。
清涼スプレーの使い方は、市販のものと同じ。汗をかいたときやリフレッシュしたいとき、脇や首筋にシュッとスプレーすればOKです!
ハッカ油でバスタイムが爽やかに
お風呂に入れると清涼感が味わえる、クールタイプの入浴剤ってありますよね。あれも、ハッカ油で代用可能!お風呂に2~3適垂らせば、ミントの涼感効果で、ひんやり感が味わえます。天然のミントの香りも楽しめるので、バスタイムがとっても贅沢な時間に。ハッカ油の人気な使い方の1つです。
なお、入れすぎると「クールすぎて寒い!」ということになりかねないので、ご注意を。
おうちで手軽にアロマテラピー
ハッカ油は、アロマオイルとしての使い方も可能です。主なアロマ効果としては、以下のものがあります。
- 頭と気分をリフレッシュ
- ストレス解消、リラックス
- 眠気覚まし
ハッカ油をハンカチやティッシュペーパーに垂らして香りをかげば、自宅だけでなく職場などでも手軽にアロマテラピーができるため、仕事で煮詰まったときのリフレッシュ方法としておすすめです。
また、枕元にハッカ油をしみこませたハンカチやタオルなどを置くと、リラックス効果でぐっすり眠れます。
便利な上に癒し効果まであるハッカ油を、思いっきり活用してください!