VOL.90 お手軽!簡単!便秘解消に効くツボとは
便秘を解消するにあたり、「薬には頼りたくない」と考える方も多いはず。そんな方には、便秘解消に効くツボ押しがおすすめです。人の体には、約360個ものツボがあります。その中には、便秘解消に効果のあるツボもあります。便秘解消に効果のあるツボを刺激することで、薬に頼らずに便秘を解消させることが可能となるのです。
そこで今回は、便秘解消に効くツボについてご紹介します。
自分で簡単に押せる便秘解消のツボ
便が出る前には、必ず「便意」が生じます。便秘に悩む方の多くは、こうした便意が生じにくくなっています。そんなときに効果を発揮するのが、便意を引き起こすツボ押しです。ツボを押して腸を刺激することで、便意を引き起こしやすくなります。
腸を刺激するツボの中には、自分で簡単に押せるツボもたくさんあります。以下では、そんな自分で簡単に押せる便秘解消のツボをご紹介します。
・手にあるツボ
最も簡単に押せる便秘解消のツボとして、「神門(しんもん)」や「合谷(ごうこく)」と呼ばれる手のツボがあります。神門は手首にあり、関節部分の小指側に位置するツボを指します。骨と筋の間にあるくぼみのある箇所を、親指やペンなどを用いて軽くグリグリと押してみましょう。合谷とは、親指と人さし指の付け根部分にあるツボを指します。反対の手の親指と人さし指で挟み込むように包み、もみほぐしましょう。
・お腹にあるツボ
腸に近いツボには、「天枢(てんすう)」や「大巨(だいこ)」と呼ばれるお腹のツボがあります。天枢とは、おへそから両サイドに指幅3本分の箇所にあるツボを指します。両手の人さし指と中指、薬指の3本の指を使って、お腹が軽くへこむ程度に両サイド同時に押しましょう。大巨とは、天枢からちょうど指幅3本下の箇所にあるツボです。こちらも両サイドにあり、両手の親指などで同時に押すことでツボを刺激することができます。
これらのツボは、家事や育児の合間はもちろん、仕事の合間にも簡単に押せるツボです。ちょっとした暇を見つけては押すように心がけ、日頃からツボを刺激するようにしましょう。
ツボ押しでも解消されない場合には
「ツボを押してもなかなか便秘が解消されない」という場合には、便秘薬を用いるのが効果的です。もっとも、便秘薬を用いて腸を刺激するということに抵抗があるという方もいるかもしれません。近年ではそういった方に向けて、腸への刺激を抑えた便秘薬も登場しています。
従来のように腸に強い刺激を与えることに抵抗があるという方には、非刺激性の酸化マグネシウムの便秘薬がおすすめです。腸内に水分を集め、便を柔らかくしてから膨らませる酸化マグネシウムの便秘薬は、自然な形で便意を生じさせる、お腹に優しい便秘薬です。従来のような刺激性の便秘薬を用いることに抵抗感のある方でも、お腹に優しい酸化マグネシウムの便秘薬であれば安心して便秘を解消させることができます。
多くの人を悩ませる便秘。解消させたいのであれば適度な運動だけでなく、ツボ押しや腸に優しい便秘薬などを試してみるのがおすすめです。
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